こんにちは
横浜市青葉区のみどり鍼灸院です。
小児はりでアトピーっ子を応援しています。
「最近便秘がちで肌荒れしちゃったー」
という話、よく耳にすると思います。
もしくはご自身が体験したという方も多いと思います。
腸でデトックスできなかったからお肌でデトックス
まぁ、そうなんですが…
どうして?
どうして腸の働きとお肌の症状が結びつくのでしょうか?
今日はそのあたりのお話をしたいと思います。
どうして腸の働きが悪いとお肌に症状がでるのか?
善玉菌とか悪玉菌とかいろいろあるけれど…
シンプルにお答えします。
「皮膚=腸」
だからです。
ドーナツをイメージしてください。
次にドーナツの外側を確認します。
空気に触れているところは外側ですよー
そして外側=皮膚と考えます。
イメージできましたか?
続いてドーナツを重ねていきます。
重ねたドーナツの外側も内側の空洞部分も
外界と接するところです。
つまり物体の外側も内側の空洞部分も
どちらも空気と触れる場所です。
空洞は内なる外であり、外と内は繋がっている
物体の外側と内側の空洞部分は同じなんです。
さぁ、これを人間にあてはめてみます。
いわゆる皮膚は人間の外側です。
そして口から肛門までは内側の空洞です。
口→肺→胃→腸→肛門までの一本の管
つまりこの管の内側の壁は外側の皮膚の延長
外と内は繋がっているのです。
だから
「皮膚=腸」
「腸=皮膚」
この話、小児はりにみえるアトピーっ子ママに
ほぼほぼしていると思います。
アトピーは皮膚に症状が出るけれど
腸と深ーい関係があることを
ドーナツでイメージしてもらってます。
つまりお肌だけなんとかしようと思っても
難しいということ
砂糖や油を取りすぎないとか…
ゆるーい感じでいいので食べ物(胃腸)とお肌は
繋がっていることを意識してもらえるようお伝えしています。
(皮膚=腸といっても解剖学的にみると外胚葉由来、
内胚葉由来と完全にイコールではないです)
人は食べる物でできています。
だから何をどれだけ体にいれるかは
誰にとっても大事なこと
腸は第二の脳といわれるように
自律神経の働きと密接な関係があります。
それらを鑑みると鍼灸、小児はりは
アトピー改善に役立てるのでは…と思います。
(皮膚刺激と自律神経の関係については
別の機会にお伝えしたいと思います)
皮膚、腸、栄養、自律神経…とても奥深いです。
難しく考えるとハードル高くなってしまうので
できるだけ簡単に誰にでもイメージしやすく
お伝えしていきたいと思っています。
少しでも参考になれば嬉しいです
鍼灸師 桑野
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