こんにちは　

横浜市青葉区のみどり鍼灸院です。

小児はりでアトピーっ子を応援しています！

 

 

先週末はこちらの講演会に参加しました。

 

 

桜美林大学教授山口創先生をお招きして

オキシトシンの最新の研究や触覚について、

発達障害とタッチセラピーについてご講演いただきました。

 

 

皆さんは「オキシトシン」という言葉を

お聞きになったことがありますか？

別名、「幸せホルモン」とも呼ばれています。

 

オキシトシンは人間を含めた哺乳類が

進化の過程で獲得したホルモンです。

 

 

主な働きとしては

相手への愛着、信頼、親密さが増します。

ストレス反応を抑制する作用もあります。

また出産時の子宮の収縮や母乳の分泌、

肌バリア機能の維持などにも関係します。

 

 

優しく触れられることで分泌されますが、

おもしろいことに優しくふれている側にも

オキシトシンは分泌されるのです。

 

 

つまり触れる人も、触れられる人も

幸せホルモンが出ちゃうのです。

 

 

 

 

想像してみてください。

赤ちゃんを優しくトントンとしているとき

好きな人と触れ合っているとき

それから愛犬をなでなでしているとき

自然とリラックス、優しい、愛おしい気持ちになりませんか？

 

まさにその瞬間、オキシトシンが分泌され癒されているのです。

 

（誰でもいいというわけではありません。

触れたり触れられたりできる関係は忘れないでくださいね。

だって知らない人に突然触れられたらちょっとびっくりですよね）

 

 

 

 

私は鍼灸師として人に触れることがお仕事です。

しかも皮膚に鍼を刺すわけで…

鍼灸治療を受けたことない人からは

「怖そう」「痛そう」と恐れられること数知れず…

 

そのハードルを乗り越えて施術するので、

鍼の上手い下手以前に施術者として信頼していただける

関係が築けるように努めています。

 

そして個人的には前職の頃より鍼灸師である今の方が

幸福度が高いように思います。

これも施術者として接することでオキシトシンが

たくさん出ているのかもしれません

 

 

お子さんやパートナーがイライラしていたり、

不安な気持ち、元気がない時

ご自身がイライラ、不安、元気がない時も

オキシトシンの効果で優しさが溢れます

 

優しく触れあってみてくださいね

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

鍼灸師　桑野