こんにちは
横浜市青葉区のみどり鍼灸院です。
小児はりでアトピーっ子を応援しています!
今日は痒みについて考えてみます。
小児はりしている時にボリボリボリ…
掻き始めるお子さんがいます。
そんなときどうするか?
アトピーっ子へこんな声かけをします。
「ここ痒いねー、掻いていいよー」
「できれば血がでないように上手にかけるといいね」
「上手に搔ける名人になれるかな!」
私が声をかける前に
「ほら、掻かないで!」とたしなめたり
無言で掻かないようにお子さんの手を押さえたり
お子さんに代わってご自身が掻いてあげたり…
なんとか掻かないように無意識に行動される
お母様もおられます。
お母様にはこう声かけをします。
「痒い時は掻かせて大丈夫ですよ」
「できれば自分で掻かせてください」
「爪を短めに切っておかれるといいですよ」
びっくりされるお母様もおられます。
でもお子さんが痒くなったとき
24時間、365日掻かせないようにするって
可能でしょうか?
痒みは痛みより我慢できないといいます。
それを我慢しなさいって…
自分だったら我慢できるでしょうか?
なかなか大変なことだと思いませんか?
だから自分で掻いてもらうのです。
お子さん自身が気持ちいい力加減で
ボリボリボリ…掻いてもらうのです。
我慢させればさせるほど
自分で掻ける時に思いっきり掻いてしまします。
我慢すればするほど
思いっきり掻くので結果掻き壊してしまいます。
痒い時は痒いのです。
痒い時は掻いたらすっきりするのです。
だれも血が出るまで掻きたくないのです。
でも自分で掻かないと力加減がわかりません。
だから自分で上手に搔く練習をするのです。
でも出血したり掻き壊して傷が増えたりすると
やめてー!!となってしまいますよね。
こんなふうに考えてみませんか?
自分で掻くことは…
「自分の快不快を自分でコントロールする」
このことを学ぶ大切な機会なのです。
だから勇気をもって掻かせて欲しいのです。
お子さんのボリボリボリ…
どうしても気になるときは見ない!
見えないところに避難してみてください。
お子さんの痒みはお子さんに任せる!
自由に掻いてもらいましょう
鍼灸師 桑野
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