東京スキンタッチ会「かんの虫勉強会」~脾タイプのお子様の処方箋~

こんにちは みどり鍼灸院です。

 

東京スキンタッチ会の「かんの虫勉強会」第3回目は「脾タイプ」でした。

五行で脾は土・口・思う意・・・と鍼灸師は学びます。

前回の肝タイプが外向きなのに対して脾タイプは内向きです。

なぜ内向きかというと「お腹」をイメージするとわかりやすいと思います。

口で咀嚼したものを胃で消化する、つまり一度お腹に取り込むタイプということです。

 

そんな脾タイプのお子様のイメージ!

 

おとなしい、おっとりさん

外遊びよりお家でゴロゴロが好き

反応が遅い

腹痛や下痢をしやすい

 

どちらかというとスローペースといった感じでしょうか。

でも裏を返してみると、つまり枠にはめない視点でみると

 

おとなしい、おっとりさん → 一度自分で咀嚼する、つまり考えてから行動に移る

外遊びよりお家でゴロゴロが好き → 安心できる居場所が好き

反応が遅い → 衝動的に行動しない

腹痛や下痢をしやすい → せかされて自分のペースが崩れるので自家中毒様の症状がでやすい

 

うちの子は大勢の子が集まる場でママから離れられない

パーッとおもちゃにまっしぐらなお友達を横目にもじもじ、ぐずぐず

もしお子さんが脾タイプかも?と思った方に処方箋ラブラブ

 

じっくり考えてから行動するお子さんです。

せかさずにその子のペースに寄り添いましょう。

そうすると安心しておしゃべりしたり行動したりしやすくなります。

いきなり高い目標を掲げるのではなく、彼、彼女自身が満足したところで

少しハードルを上げていくことで伸びていきます。

 

お子さんはその場が安心できる居場所かじっと様子を見ています。

大丈夫と思ったらママから離れて遊び始めることでしょう。

早く早くとせかさない、愛ある見守りができますように音譜

 

小児はりは脾タイプのお子さんのお腹の(腹痛、すぐ気持ち悪くなる、下痢しやすい)といった

不調に優しくアプローチしていきます。

困った時はお近くの鍼灸院に相談してみてくださいね音譜

 

 

鍼灸師 桑野