毎日暑いですね。そろそろ梅雨明けになりそうです。
先日腰痛の患者様が来院されました。
正確にいうと腰に違和感を感じたのでひどくなる前に鍼に来た…という感じです。
年に数回ひどいぎっくり腰をやっては治りを繰り返していました。
治療に見えるたびにお話しながら一緒に日常生活を振り返っていきました。
そうするとだんだんわかってきたんです。
そう、悪くなる前には予兆があること。
この方の場合は腰の違和感。腰が重いようなはっているような感じです。
この時点ではまだたいしたことないので、気力体力でいつも通りの生活を続けていました。
そしてある日限界がやってきてぎっくり腰になっていたのです。
なので繰り返し「ちょっと変だな?と感じたら体のサインですよ。」というお話を
してきました。
そして今では「昨日ちょっと家の片づけしてたら腰がはってきたから今のうちに
きました」といって来院されるようになったのです。
早く気がついて無理をしないように過ごしたり、早めに手当てしてあげることが
とても大切。
そしてそれを伝えて理解してもらうのは鍼灸師の務め。
そんな風に感じています。
だから悪くなる前に来てくれるのはとてもうれしいことなのです。
1回の治療で終わること多いですけど。
でも体の声を聴いてそろそろ…というときにまた来院していただけるのでお互い
ハッピーです。
鍼灸師 桑野